バンヤンツリー、11年は4軒のアンサナ・ブランド開業へ
バンヤンツリー・グループはこのほど、2011年中に4軒のアンサナ・ブランドのホテルをオープンすると発表した。同ブランドのプロパティの強化をはかる考えだ。
すでにインドネシアのビンタン島に「アンサナ・ビンタン」をリニューアルオープン。客室数は計106室で、新しいレストランやレクリエーション施設も用意した。アンサナ・ブランドとしては初のプロパティで、6月15日に改装工事を終了しオープンした。開業を記念し、2種類の改装記念パッケージを用意。期限は9月15日までで、15時まで部屋を利用できるレイトチェックアウトサービスやビンタン島フェリーターミナル/リゾート間の往復送迎などがついた「アンサナ・アンヴェイル」と、到着日に9時から部屋を利用できるアーリーチェックインや18時まで利用できるレイトチェックアウトサービス、ビーチでのディナーやアンサナ・スパ150分などをつけた「ザ・アバブ・ザ・レスト」パッケージを設定した。
今後は第3四半期にモーリシャスに39のスイートと11棟のヴィラを持つ「アンサナ・バラクラヴァ」、中国に客室数59室の「アンサナ・杭州」、2011年12月1日にはプーケットに同ブランドのフラッグシップ・ホテルとして「アンサナ・ラグーナ・プーケット」をオープンする予定だ。アンサナ・ラグーナ・プーケットはスターウッド・ホテル&リゾートが「シェラトン・グランデ・ラグーナ・プーケット」として運営しているが、6月30日に運営委託契約が終了。7月1日から約3000万米ドルをかけて客室や会議施設、ロビーやレストランなどの大幅なリノベーションを実施している。