フィンエアー、リヨンと重慶へ定期便の運航を開始-国際路線網を拡充
フィンエアー(AY)は国際線ネットワークを拡充している。2012年4月2日にヘルシンキ/リヨン線に就航し、定期直行便の運航をダブルデイリーで開始する。またスケジュールは未定だが、2012年5月にはヘルシンキ/重慶線の定期直行便を週4便で運航開始する予定だ。
AYによると、リヨンはフランス第2の都市で、フランス国内やイタリアを結ぶ高速鉄道TGVが運行していることから、リヨンを拠点にハイキングやスキーで人気のあるグルノーブルやメリベルを訪れることもできるという。日本を始めアジアからのヨーロッパへの乗り継ぎ利便が高まると見込んでいる。
また、重慶は現在、ヨーロッパへの直行便が就航していないため、AYが初めてヨーロッパとの直行便を開設することとなる。さらに、重慶空港は拡張工事を進めており、工事が完了する2015年には年間4500万人の乗客を受け入れられるという。AYにとっては中国で4都市目の就航地となる。
▽ヘルシンキ/リヨン線スケジュール(2012年4月2日~)
HEL 午前7時50分発/LYS 午後4時00分着
LYS 午前10時45分発/HEL 午後6時50分着