ホテルズドットコムの独自調査によると、海外旅行のホテル宿泊で最も費用をかけるのは日本で、1泊あたりの平均料金が1万4118円であった。これは、世界の主要都市にあるホテル宿泊料金を定期的に調査した「ホテル・プライス・インデックス」の2010年度版によるもので、同社のサイトで行なわれた予約に基づいた実料金を集計したもの。2位はアメリカで1万3925円、3位はロシアで1万3911円。アジア圏で日本に次ぐのは韓国（5位）で1万3039円、中国（6位）は1万2885円であった。

　国内旅行での1泊当たりの平均料金では、シンガポールが1位となり、1万5720円であった。同社によると、シンガポールでは「ステイケーション」（ステイとバケーションの造語）が流行しており、宿泊に多くの費用を投じているという。2位は韓国で1万5577円、3位はロシアで1万4302円。日本は4位で、1万3656円であった。