エス・ティー・ワールド、節電対策で定休日新設-首都圏3店舗で
エス・ティー・ワールドは夏季の節電対策の一環として、7月20日から9月15日までの期間、渋谷本社と新宿支店、横浜支店で定休日を新設する。政府の電力使用制限の対象事業所にはなっていないものの、夏季の使用電力量を前年から15%削減することをめざし、節電に取り組んでいく考え。
渋谷本社では一部部署を除き、年末年始以外は年中無休で営業していたが、期間中は毎週木曜日を定休日とした。また、同じく年末年始以外年中無休の新宿支店と、年末年始と毎月第3水曜日以外無休の横浜支店は期間中、毎週水曜日が定休となる。定休日にはそれぞれ来客が少ないとされる曜日を選択した。定休日の問い合わせや新規相談などについては、本社が定休日の場合は新宿もしくは横浜支店で、新宿、横浜支店が定休日の場合は本社で対応する。
また、同社では業務の効率化をはかるため、2010年4月から営業時間後1時間以内の退社を促すノー残業デーを設定。渋谷本社や新宿、横浜、大阪、名古屋、札幌支店で週1回から2回実施しており、節電効果に加え、社員からは時間の使い方が効率的になったという意見もきかれているという。加えて、土日祝日以外の営業日の午後0時から午後4時まで、店舗内の冷房温度を28度に設定するなどの取り組みも実施。こうした活動により、自社の電力使用量の削減をはかる。