JTB、東北ボランティアのサポートバスで950名集客、夏休みの新プランも設定
JTBグループは、被災地復興支援を目的に宿泊をセットしたボランティアバスプランを設定している。東京と名古屋からの2発着地の設定で、これまで計26本、約950人を送客した。被災地では今後も継続的な支援が必要であることから、夏休みを利用して参加できる新しいプランを企画。JTB法人東京から2プランを販売する。
今回は、参加年齢条件を18歳以上から15歳以上に引き下げたのが特徴。ただし、中学生は除き、親権者同伴を必要としている。また、「活動地現地プラン」では、これまで出発間際まで決まっていなかった活動地を、気仙沼市、南三陸町、陸前高田市に限定。参加者のうち約7割が一人参加であることを考慮して、シングルルーム利用プランも設定した。もう一方の「世界遺産平泉観光付きプラン」は、ボランティア活動に加えて、観光や道の駅での買い物時間を組み込み、観光産業復興を側面から応援できる内容としている。2プランはいずれも東京発であわせて8本を設定。それぞれ定員を40名としている。