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イタリア、ユネスコ世界遺産、新たに2登録追加

  • 2011年7月10日

 2011年6月末に登録された新しい世界遺産は(共に仮称)下記の2つで、イタリアの世界遺産登録数は47となり、登録数で世界一を守っています。


■ 新たな世界遺産
1. イタリアのロンゴバルド族:権力の場所(568年~774年)
  Italia Langobardorum: i luogi del potere (568-774)


2. アルプス山脈周辺の先史時代の湖畔杭上住居群
  Siti palafitticoli preistorici dell'arco alpino


 上記1はイタリア単独の登録で、チヴィダーレ・デル・フリウリ(Cividale del Friuli)、ブレシャ(Brescia)、カステルセプリオ-トルバ(Catelseprio-Torba)、カンペッロ(Campello)、スポレート(Spoleto)、ベネヴェント(Benevento)、モンテ・サンタンジェロ(Monte Sant'Angelo)の各都市にある、6~8世紀に権勢をふるったロンゴバルド族の権力と栄光を伝える場所が、複数ヵ所登録されました。


 上記2はイタリア他、スイス、ドイツ、オーストリア、フランス、スロヴェニアにまたがる共同登録で、全体で111か所のうち、イタリアの遺跡数は北部に点在する19か所が登録されました。


 紀元前5000~500年にかけてアルプス山脈周辺の湖畔・川辺に造られていた杭上住居跡の遺跡は、古代の生活や文化を伝えます。


 詳細は追って詳しくご報告いたします。



情報提供:イタリア政府観光局 (ENIT)、日本海外ツアーオペレーター協会