JTB西日本、嵯峨野トロッコ列車で行く怪談ツアーを発売-販売目標250名

  • 2011年7月8日

 JTB西日本は京都の嵯峨野観光鉄道の協力のもと、怪談をテーマにトロッコ列車に乗車する「怪奇!!トロッコ列車 京都保津川2時間サスペンス」を企画し、7月7日に販売を開始した。夜に特別に運行する嵯峨野トロッコ列車で移動し、停車する保津峡駅での怪談トークや怪談ショーに参加するというもの。2010年夏にも嵯峨野観光鉄道と協力し商品を企画しており、当初の販売目標180名をこえる210名が参加するなど好評だった。節電などでより暑さを感じる今年は、少しでも涼しんでもらうねらい。販売目標人数は250名に設定した。

 企画では、移動中に、漆黒のトンネル内で特別に徐行運転したり、峡谷で車輪音を響かせながら鉄橋を渡るなど、通常では味わえない演出をおこなう。また、怪談の語り部としては京都の蓮久寺の三木大雲住職の怪談トークや、笑撃武踊団の怪談ショーをトロッコ保津峡駅でおこなう。暗闇の中でのショーの内容は当日まで明かさない。また、出発前にはツアー参加者と一緒に道中の無事を祈りトロッコ嵯峨駅内19世紀ホールでお祓いする。

 実施日は8月27日のみで、参加代金は大人1名あたり3300円、子供1名あたり1500円。申し込みは京都おこしやすドットコムで受け付ける。