阪神航空フレンドツアー、11年下期商品を発売-早期需要取り込みへ
阪急交通社阪神航空営業本部は7月7日、阪神航空フレンドツアー2011年度下期商品の販売を開始した。上期同様コース数を絞って設定することで催行率を高めるねらいがあり、東京発42コースと大阪発51コースの計93コースを用意した。上期は東日本大震災の影響を受けたが、6月以降は需要が回復傾向にあり、ヨーロッパ商品がメインのため、燃油サーチャージ高騰による影響に懸念はあるものの前年並みにの推移すると見通している。今年は例年に比べ早めに発売することで早期需要の取り込みをはかる。
東京発は、イタリア・スペイン・ポルトガル、ヨーロッパ・トルコ、南米・メキシコ・キューバの3種類のパンフレットを展開。大阪発は、イタリア・スペイン・ポルトガル、ヨーロッパ、トルコ、アフリカで6種類のパンフレットを用意した。このうち、大阪発のコースで2月14日出発の「大西洋の楽園カナリア諸島 春を告げるカーニバル10日間」や、11月17日出発の「ボーヌのワイン祭りに訪ねるブルゴーニュとアルザス8日間」は出発日限定で設定。こうした出発日限定コースは東京5コース、大阪5コースとあわせて10コースを用意している。
また、ビジネスクラスや中間クラスを利用したヨーロッパ、トルコのコースを多数設定した。このほか、関空発のみで90日前申し込み早期割引きを実施。旅行代金から1人あたり1万円を割り引く。