ベスト・オブ・ジ・アルプス、日本市場重視の姿勢をアピール
ヨーロッパ・アルプスの代表的なマウンテンリゾートで構成されるベスト・オブ・ジ・アルプス(BOTA)のうち、ツェルマット観光局、グリンデルワルト観光局、シャモニー観光局、コルティーナ観光局の4つの観光局が、旅行会社に対するセールスコールのため来日した。これに合わせ、先ごろ都内にてレセプションが開催された。
今回来日した各観光局は3月の東日本大震災に対する影響を考慮し、当初は来日を懸念していたが、日本は重要なマーケットであることから来日を決定。「引き続きビジネスパートナーとしての協力をお願いしたい」とアピールした。
グリンデルワルト、ヴェンゲン、ミューレン、ラウターブルンネンを含むユングフラウ地方マーケティング営業部長に就任したハンネローレ・トンシュ氏は、今回のセールスコールを通して、日本の旅行会社が震災後も前向きに考え、徐々に回復していることを実感したという。今後も引き続き日本市場を重要なマーケットと捉え、スイスやドイツの各地方と協力しながら、日本からの誘客をはかっていく意気込みを語った。