岩手と福島の2社が共同企画、節電と復興に寄与する着地型商品設定
岩手県北観光と福島交通観光は共同で、首都圏居住者を対象とした「今年の夏、東北と出会う東北ロングステイ3泊4日~」を設定した。東北の旅行会社が募集する着地型商品で、節電と復興への協力をフックとしているのが特徴。高原リゾートを主な宿泊地とし、首都圏よりも平年気温の低い東北地方での滞在で節電効果を期待する。また、宿泊と夕食を分離した「泊食分離」として夕食を自由に楽しめるようにしたほか、世界遺産登録が決定した平泉や三陸海岸の訪問、自然体験型や文化体験型のアクティビティを用意し、東北の魅力に触れられるようにしている。
設定期間は7月16日から8月31日までで、パッケージツアーでは福島3泊4日ツアー、岩手3泊4日ツアー、岩手と福島の計5泊6日ツアーを用意。このほか、9つの宿泊施設の協力のもと、宿泊プランも用意する。旅行代金は岩手と福島の5泊6日ツアーの場合、7月24日と8月21日の2出発日で、大人1人あたり6万8000円から7万6000円。