JATA旅博、シンポジウムは田川・平林・生井の3氏が揃い踏み
日本旅行業協会(JATA)は、9月29日から10月2日にかけて開催するJATA国際観光フォーラム・旅博2011のうち国際観光フォーラムの目玉となるシンポジウム案として、ジェイティービー(JTB)の田川博己氏、エイチ・アイ・エス(HIS)の平林朗氏、阪急交通社の生井一郎氏、3社の代表取締役社長による議論を計画している。
テーマは「アウトバウンドの復興に向けて~日本旅行業界の決意~」で、海外旅行の取扱額上位3社の舵をとる3氏の議論から、海外旅行の回復と成長に向けたヒントを探る。モデレーターには元NHKニュースキャスターの磯村尚徳氏を起用する計画だ。
このほか、シンポジウム2では航空路線の座席供給量確保に向けた議論、シンポジウム3では日本の旅行業界に関する法制度とグローバルスタンダードについての議論を予定。シンポジウム4は「災害復興特別シンポジウム」とし、インバウンドをテーマとした。
なお、旅博については、130を超える国と地域から900コマ以上の出展が見込まれているという。昨年は139ヶ国・地域から914コマでほぼ前年並みといえる。会場では、国内旅行やクルーズ、語学・研修、スポーツツーリズムのテーマでゾーンも設定する。