ジンエアー、新千歳/仁川線週2便で運航へ-ロードファクター8割めざす

  • 2011年6月27日

 大韓航空(KE)の子会社である、韓国のLCCのジンエアー(LJ)は、7月15日から新千歳/仁川線を週2便で運航する。現在国土交通省に認可申請中だ。当初は4月11日から週4便で運航する予定だったが、東日本大震災の影響で延期。その後、国土交通省に7月15日から週7便での運航を申請していたが、日本総販売代理店の国際興業ホールディングスによると、震災の影響による需要減がまだ続いていることから、月曜日、金曜日の週2便での運航に計画を変更したという。

 同社によると、新千歳/仁川線の乗客は75%が韓国人、25%が日本人となる見込み。震災の影響で訪日韓国人が減少するなど厳しい状況が続いているが、ロードファクターは80%をめざしていきたいとした。航空券は旅行会社経由で、ツアーでの販売を主とする考えで、現在北海道の旅行会社をはじめ商品造成をはたらきかけているという。また、ウェブサイトでの消費者への直販も将来的には実施していく方針だ。

 使用機材はボーイングB737-800型機で、エコノミークラス180席。詳細なスケジュールは下記のとおり。


▽LJ、新千歳/仁川間定期便運航スケジュール(2011年7月15日~)
LJ202便 CTS 13時10分発/ICN 16時10分着(月、金)
LJ201便 ICN 09時30分発/CTS 12時10分着(月、金)