ANAグ、日本応援プロジェクト開始、震災支援も継続-空から日本を元気に

  • 2011年6月23日

 ANAグループは6月17日、東日本大震災の復興を支援する「I DO プロジェクト」を開始した。これは、同社社員をはじめ一般消費者が、日本を元気にするために実践する取り組みを「I do」と称してメッセージを発信し、広めていこうというもの。現在は社員のメッセージのみを掲載しているが、7月1日から同社社員以外の「I DO」も掲載する予定だ。

 ANAグループでは、「心をひとつに、がんばろうニッポン」をスローガンに、同社社内イントラネット上に「心をひとつに」サイトを立ち上げ、同社社員の発案による震災支援活動やボランティア実施報告などを共有している。これまでに、宮城県南三陸町の避難所へ除雪車両を用いて風呂用の湯を提供したり、被災地域を活気づけるため、東京メトロと共催し被災地で採れた野菜を銀座駅で販売する「銀座 de マルシェ」などを実施。このほか、被災地でのバザーイベントや航空教室なども開催した。

 今後開催予定のイベントは、6月25日の羽田空港機体メンテナンスセンターでの機体整備工場見学会や、7月7日、8月7日に伊丹空港で笹のペイントを施した七夕使用の飛行機に願い事を直接書き込み、その飛行機が離陸する様子を見学する、「七夕ドリームフライト」など。また、仙台空港では7月20日、ひまわりなど約1000本の花を植える活動も予定している。ANAグループでは、今後も震災復興支援のための活動を継続していくとともに、個人のメッセージを発信することで日本を元気にしていく考えだ。


▽『I DO』プロジェクトウェブサイト
http://www.ido-ana.jp/