HIS、JICA青年海外協力隊の応援ツアー、ラオスも設定
エイチ・アイ・エス(HIS)はこのほど、国際協力機構(JICA)と協力し、ラオスとバングラデシュでの青年海外協力隊の活動現場を視察するツアーの販売を開始した。青年海外協力隊の活動に参加してみたい、あるいは社会貢献に興味があるなど、学生からアクティブシニアまで幅広い層をターゲットに設定。通常は見ることができない活動の現場や、途上国が抱える課題を視察、体験し、国際協力についての現状理解を深められる内容とした。HISでは3月にもバングラデシュで同様のツアーを設定しており、今回は2回目となる。
ツアーは7日間で、ラオスが9月3日、バングラデシュが11日出発。ラオスでは、大量に残ったままの地雷の被害を受けた人々を救済するNGO「COPE」のビジターセンターを訪問。また、保健や教育の現場で活躍する隊員の活動を視察するため、病院や小学校も訪れる。一方、バングラデシュでは、フェリーを使用し、通常では訪問しにくい地域でのサイクロンシェルターやスラム地域を視察する。両コースとも、現地の子どもたちや隊員との交流も予定。市内観光や文化体験も組み込んだ。
旅行代金は2コースとも、大人2名1室利用の場合で1名あたり燃油サーチャージ込み18万7000円。最少催行人員は10名とした。