リッツ・カールトン、16年までに36軒ホテル、レジデンス開業へ-14年京都も

  • 2011年6月15日

 ザ・リッツ・カールトン・ホテル・カンパニーは、2016年までに新たに36軒のホテルとレジデンスを開業する計画だ。モロッコやメキシコ、カイロ、シカゴなどの大都市のほか、今後人気が高まる可能性がある観光都市にも展開し、ブランドの認知拡大をはかる。2014年には日本で3軒目となるホテルを京都に開業する予定だ。オーナーから合計で約20億米ドル(約1600億円)以上の投資を見込むという。

 2011年は既に香港、トロント、ドバイに新ホテルを開業。さらに今年中にサウジアラビアに「ザ・リッツ・カールトン・リヤド」、アラブ首長国連邦に「ザ・リッツ・カールトン・アブダビ・グランド・キャナル」をオープンする予定だ。ザ・リッツカールトン・レジデンスではトロントとシンガポールでの開業を予定している。

 そのほか、2012年は成都、イスラエルのヘルツェリア、カリフォルニア州のランチョミラージュなどにホテルを開業するほか、ブルガリブランドのホテルをロンドンにオープン。2013年はカリブ海のオランダ領アルバ、プエルトリコのドラドビーチ、ベトナムのクイニョン、パナマシティ、カイロ、2014年はバリ島のサワンガンと京都、モロッコのラバド、2015年はカイロに2軒目、2016年には青島にオープンする予定だ。また、レジデンスについても、2012年にシカゴとモントリオール、2013年にニューヨーク州のノースヒルズ、ドラドビーチ、2014年にタイに2軒、2015年にはクアラルンプールに開業する予定だという。