（左から）ホテルオークラ執行役員の田口昌男氏、ホテルオークラ代表取締役社長の荻田敏宏氏、ランドマークホテルズグループ上席副社長兼マケナビーチ＆ゴルフリゾート総支配人のショーン・スィーニー氏、ランドマークホテルズグループセールス＆マーケティング部門副社長のグリネス・エスメール氏

　ホテルオークラは4月1日、ATCマケナサービシスLLCが所有するハワイの「マケナビーチ＆ゴルフリゾート」と予約関連業務とマーケティング活動におけるパートナーシップを締結し、6月2日に都内で記者説明会を開催した。契約締結により、マケナビーチ＆ゴルフリゾートはオークラホテルズ＆リゾーツ（OHR）に加盟。オークラのネットワークを活用することで、日本人のシェア拡大をねらう。ランドマークホテルズグループ上席副社長兼マケナビーチ＆ゴルフリゾート総支配人のショーン・スィーニー氏によると、現在の同ホテルのシェアは約5％だが、これを以前同ホテルがプリンスブランドだった時代の30％規模まで回復させたい考えだ。

　オークラではマケナビーチ＆ゴルフリゾートがOHRに加盟したことを記念し、同ホテルで「フレッシュスタートパッケージ」と「ゴルフ三昧パッケージ」の特別プランを販売する。「フレッシュスタートパッケージ」は、オーシャンビュー以上のカテゴリーの室料と朝食のみのプランで、「ゴルフ三昧パッケージ」はロバート・トレント・ジョーンズ・ジュニア設計の18ホールのチャンピオンシップゴルフコースでゴルフができるプランとなっている。今後はオプショナルプランとして、宿泊せずにチャンピオンシップゴルフコースでゴルフを楽しみ、レストランで食事をするプランも販売する計画だ。

　また、同プランをOHRの集中予約センターで予約した人を対象に、加盟記念キャンペーンを実施。期間は6月20日から9月30日までで、マケナビーチ＆ゴルフリゾートと、ザ・カハラ・ホテル＆リゾートをそれぞれ2泊以上連泊で予約した場合、3000円相当のホテルオークラ東京利用券をプレゼントする。

　プランの販売期間は2011年12月22日まで。「フレッシュスタートパッケージ」の場合、宿泊料金は1泊2名の朝食付きで289USドルからで、2泊から受け付ける。また、「ゴルフ三昧パッケージ」の場合、宿泊料金は1泊2名のゴルフコースでのプレイつきで399USドルから。宿泊中ゴルフコースを利用しない場合は、施設利用料から1日あたり50USドル割引する。