シンガポール航空、ヴァージン・オーストラリアと提携-コードシェア開始へ
シンガポール航空(SQ)は6月1日、ヴァージン・オーストラリア航空(DJ)グループとの長期的な提携を締結したと発表した。現在両国の規制当局に認可申請中だ。提携により、国内線、国際線でのコードシェアを8月1日から開始する。
SQ広報部によると、同社がオーストラリアの国内線と提携するのは今回が初めて。SQはオーストラリア路線の展開に注力しており、乗客も多いことから、提携でさらにネットワークを拡充することで乗客の利便性の向上をはかる考えだ。コードシェアにより、SQのネットワークにはDJの30路線が、DJのネットワークにはSQの70路線がそれぞれ追加されることとなる。
また、マイレージプログラムでも提携を実施。各航空会社のマイレージ会員は、それぞれの航空会社でマイルを積算、利用することが可能となった。さらに、ラウンジの相互利用を実施するほか、販売やマーケティング活動においても連携していく方針だ。