日本/ベトナム航空当局間協議、6月に開催-成田自由化が主な焦点に
日本とベトナムの航空当局間協議が6月7日から9日の日程でベトナムのニャチャンで開催される。今回の交渉では成田空港の発着枠27万回への容量拡大を踏まえた二国間の輸送の自由化が主な焦点となるほか、首都圏以外の空港での以遠地点への輸送自由化についても協議される予定だ。
今回の航空当局間協議は、首都圏空港の発着容量拡大を踏まえ、“首都圏空港を含むオープンスカイ”の実現に向けて2010年12月から開始した各国との交渉の一環。国土交通省航空局監理部国際航空課によると、東アジア、ASEAN地域の主要国とは2011年度中の合意をめざしており、べトナムは5ヶ国目の交渉国となる。
なお、日本/ベトナム間は2011年夏スケジュール現在、日本航空(JL)が成田/ホーチミン、ハノイをそれぞれ週7便、全日空(NH)が成田/ホーチミン線を週7便運航しているほか、ベトナム航空(VN)が成田、関空、中部、福岡からホーチミン、ハノイへ合計週46便運航している。