富士急行、富士吉田駅を「富士山駅」に、バス経路変更も
富士急行は7月1日、富士急行線富士吉田駅の名称を「富士山駅」に変更する。これにあわせ、富士山観光のアクセス整備の一環として、富士山五合目登山バスの運行経路と時刻を、富士山駅始発に変更。復路は河口湖温泉の宿泊客の利便性を考え、一部を除き河口湖駅行きとする。また、吉田口登山道一合目からの登山が便利になるよう、7月16日から新規路線として「馬返しバス」を運行する。
また、富士山駅の施設についても約2億円を投じ、リニューアルを実施。駅前広場には富士山の玄関口のシンボルとして、高さ約7メートルの大鳥居を設置する。また、プラットホーム上には電車を待つ間、富士山の正面の眺望が楽しめるよう、展望デッキを配置。6階建のターミナルの屋上部分も、ウッドデッキやテーブル、緑の植栽を配した展望テラスとし、ここからも富士山を正面から望めるようにする。また、コンコース周辺には富士山周辺の名産品を集めたショップも開設する。