マリアナ、4月の日本人訪問者数は26%減
-震災響くも近畿は119%増に
マリアナ政府観光局(MVA)によると、2011年4月の日本人訪問者数は前年比26%減の7696人となり、2010年12月以来5ヶ月連続で前年割れとなった。東日本大震災の影響や、機材の小型化や減便による供給座席減が響いたとの分析だ。
サイパンへの到着客を居住地別でみると、関東が31%減の5650人、東海が30%減の454人となったほか、東北が46%減の226人と大きな落ち込みを見せた。一方近畿は4月初旬にアシアナ航空(OZ)の季節運航便の便数が前年の2倍に増加し、機材も大型化したことで119%増の780人と増加した。なお、全世界からの訪問者数は17.62%減の2万1629人だった。
また、3月の日本人訪問者数は21%減の1万7214人となった。サイパンへの到着客の居住地別では、関東が31%減の8425人、東北が18%減の851人と減少。近畿は12%増の3408人と好調だった。なお、全世界からの訪問者数は16.13%減の3万376人だった。