商船三井客船（MOPAS）はJTB九州との共同企画として、「飛んでクルーズ九州」を販売する。これは2010年から、九州地区の地域活性化をめざして開始した着地型クルーズで、販売は今年で2回目となる。今年は「長崎くんち」の観覧桟敷券をつけたAコースと、上五島に寄港するBコースを設定。船内では、九州の食材を取り入れた特製ディナーの提供や、九州出身のエンターテイナーによるコンサートの開催など、九州に関連する食やイベントも実施する。Aコースは10月7日から10月10日、Bコースは10月10日から10月13日の日程で、いずれも3泊4日のクルーズだ。

　MOPASではこのほか、今年で6回目となる北海道の小樽をベースの「飛んでクルーズ北海道」、昨年から開始した沖縄の那覇をベースの「飛んでクルーズ沖縄」を実施している。今後も新しい発想で、多様なクルーズ需要の創出に取り組んでいく意向だ。


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