アマデウス、第1四半期は純利益11.7%増−GDS、IT事業ともに好調

  • 2011年5月16日
 アマデウスITホールディングの2011年第1四半期(2011年1月1日〜3月31日)の業績で、収入は前年比2.8%増の7億430万ユーロ(約803億3700万円)、調整後純利益は11.7%増の1億4400万ユーロ(約164億2600万円)となった。期間中、旅行予約コンテンツ流通事業とITソリューション事業がいずれも好調であったためという。

 旅行予約コンテンツ流通事業の収入は2.8%増の5億5350万ユーロ(約631億3600万円)で、予約数も4.3%増の1億2470万件と増加。第1四半期の旅行会社による航空予約数に占めるシェアでは、全世界で0.8ポイント増の37.4%となったという。

 また、ITソリューション事業の収入も2.8%増の1億5090万ユーロ(約172億1300万円)とプラス成長。航空会社向けの旅客管理システム「アマデウス・アルテア」を導入した航空会社が累積で97社となったこともあり、搭乗旅客数が38.8%増と9400万人と大きく伸びた。なお、アルテアを契約済みの航空会社は3月31日時点で110社。


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