ユーラシア旅行社、第2四半期に純利益を確保、通期予想は下方修正

  • 2011年5月11日
 ユーラシア旅行社の2011年9月期第2四半期(2010年10月1日〜2011年3月31日)の連結業績は、営業収益が前年比5.2%増の24億9000万円、営業利益が3000万円、経常利益が4600万円、純利益が2500万円となった。同社では同累計期間において、国内消費減速の影響を受けつつも、前年同期比の数値に関する限りは改善傾向で推移していたと評価。ただし、3月度に東日本大震災による一時的な旅行キャンセルや旅行手控えの影響を受けたとしており、営業収益は前回の業績予想値の25億5000万円を下回った。

 一方、通期の業績予想は震災の影響で下方修正したものの、第3四半期以降は現状の急激な需要減が2ヶ月程度の一定期間で回復すると見込み、その前提で営業収益を期初予想の94.6%程度となる59億1000万円(前回発表値:62億5000万円)と予想。営業利益は2億3000万円(同:2億9000万円)、経常利益は2億5000万円(同:2億9500万円)、当期純利益は1億4400万円(同:1億7000万円)とし、年間配当予想1900円に変更はないとしている。


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