タイ国旅行業協会主催の大型視察団が訪日−156名参加、日本側との商談会も

  • 2011年5月11日
 タイ国旅行業協会(TTAA)は大型訪日視察団を主催し、5月12日から15日まで神奈川県、山梨県、東京都、千葉県を訪問する。東日本大震災後の日本を視察する目的で、タイ国内の旅行会社72社と報道関係者18社、計156名が参加する予定だ。タイからはすでに4月30日に旅行会社10社36名が視察に訪れており、5月1日には3泊4日で約100名の団体ツアーが実施されていた。

 観光庁では今回の訪日に合わせ、5月12日に羽田空港で歓迎セレモニーを実施する予定だ。観光庁審議官の山田尚義氏や国土交通省関東運輸局企画観光部長の大石英一郎氏、日本政府観光局(JNTO)理事の神保憲二氏、日本旅行業協会(JATA)国内旅行業務部部長の興津泰則氏が出迎える。

 訪日視察団は羽田発着で箱根、富士山、河口湖、東京ディズニーランドなどを視察する。東京ではTTAA主催のレセプションも実施。日本からは観光庁長官の溝畑宏氏やJNTO理事長の間宮忠敏氏、JATA理事長の柴田耕介氏などや、仙台市などの地方自治体や大手旅行会社など観光業界関係者を中心に50団体、95名が参加する予定で、懇親会に加え、日本側がブースを出展しての商談会も実施する。


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