大韓航空、計49機のシートアップグレードを完了−6年計画、総額275億円

  • 2011年5月10日
 大韓航空(KE)は2005年から実施していたシートアップグレード計画を完了し、新座席のほか、機内エンターテイメントシステム、AVODシステムを完備した。対象はKEの中大型機49機の1万4441席。総額3600億ウォン(約275億円)を投じた。これにより、KEは国内線と短距離国際線38機を除く、中長距離路線の全68機に、最新設備を導入したことになる。

 導入した新シートは機材によって異なり、ファーストクラスは3種類、ビジネスクラスとエコノミークラスはそれぞれ2種類。例えば、新規導入のボーイングB777-300ERには、ファーストクラスは1席あたり約1900万円のプレミアムシート「コスモスイート」、ビジネスクラスには180度フルフラットになる「プレステージスリーパー」を導入。また、エコノミークラスには座席裏面をスリム化して足を延ばせる空間を広げた「ニューエコノミーシート」を設置している。


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