オーストラリア政府観光局（TA）はこのほど、東日本大震災への支援を呼びかける「心はひとつ」運動を開始した。オーストラリアと日本が離れていても心は繋がっているという意味を込め、カンガルーが日本の国旗を持ったロゴを作成。

　運動の第1弾では、日豪両国で実施される支援活動やイベントを紹介する特別ページをTA公式サイト上に開設。同ページではロゴをダウンロード可能で、ウェブサイトや印刷物などに自由に使用できるようにした。5月上旬にはFacebookなどのプロフィール上で使用できる「バッジ」も提供する予定だ。

　TA本局局長のアンドリュー・マカボイ氏は、「オーストラリアにとって日本は大切な友人であり、両国間には100以上の姉妹都市があります」とし、「カンガルーは常に前進する動物です。微力ではありますが、私たちの活動が少しでも、日本の皆様の新たな一歩の支援につながることを祈っています」とするコメントを発表した。

　なお、特別ページではチャリティプログラムなどを順次紹介し、イベントに参加することで支援活動に協力できることを消費者に広く発信する方針だ。


▽TA「心はひとつ」運動特別ページ
http://www.australia.com/campaigns/withyou/index.html


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