GWの旅行意欲昨年より高く、20代女性がけん引−ビッグローブ調査

  • 2011年4月15日
 ビッグローブは運営する旅行比較サイト「旅比較ねっと」でゴールデンウィーク(GW)の過ごし方に関する意識調査を実施した。これによると、最も多かったのは50.4%を占めた「自宅で休養」だったが、国内旅行やテーマパークなどへの日帰りレジャー、海外旅行の旅行関連ではいずれも前年を大きく上回った。海外旅行は、3.4%から6.7%に、国内旅行は帰省を除いても21.3%から34.7%に、テーマパークなどへの日帰りレジャーは20.6%から34.2%と増加。旅行に対する意欲が昨年よりも高まっていることがわかった。

 また、海外旅行先では1位がアジア、2位がハワイ、グアム、サイパン、3位がヨーロッパとなった。国内旅行先の1位は沖縄、2位が九州、3位が北海道となり、沖縄は20代から30代を中心に、九州は60代を中心に人気が出た。年代別にみると、20代女性は国内旅行への意欲が最も高く、2位以下は自宅で休養、日帰りレジャー、ショッピングとなった。このほか、コストを重視して旅行を予約するのは20代女性で全体の70%を占め、インターネット予約時にも3つ以上のウェブサイトを比較して予約する傾向も高いことがわかった。

 なお、今回調査したのは20歳から69歳までの男女それぞれ900人で、合計1800人。期間は3月30日から31日までで、青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島、茨城を除き全国で実施した。