プリンス・エドワード島州政府観光局（PEI州政観）によると、東日本大震災救援チャリティの目的で、「赤毛のアン」を通じて集まった有志が「東日本大震災救援チャリティ・赤毛のアン募金」を開始した。4月11日から10月10日までの半年間を第1期間として限定展開し、震災により両親や親族など、保護者を亡くした子供支援を目的に寄付を募るもの。村岡美枝氏（赤毛のアン記念館・村岡花子文庫主宰・翻訳家）をはじめ、5名が発起人となっている。

　発起人のひとり、PEI州政観日本代表の高橋由香氏は「個人に寄付を募るだけではなく、赤毛のアンで今まで一緒に仕事をさせていただいた各業界の会社、団体と協力して募金活動を展開していきたい」と語る。支援の方法の一つとして、協力会社の制作した賛助商品の売り上げから、寄付金の募金を受け付けており、協力会社は商品制作の際に本来支払うべきロゴ使用に対するロイヤリティを半年間免除される。こうしたメリットをいかし、同氏は旅行会社にも協力を求めたい考えだ。

　同観光局は同サイトの制作費を支援。ロイヤリティ免除については、版権管理者である原作者L/Mモンゴメリの孫、ケイト・マクドナルド・バトラー氏の協力を得て実現した。寄付の概要は下記のウェブサイトへ。


▽東日本大震災救援チャリティ・赤毛のアン募金
http://www.anne-charity.jp/


▽地震関連情報一覧
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※訂正案内（編集部　2011年4月15日　10時25分）
村岡氏のお名前に誤りがありました。お詫びするとともに修正いたします。