オリエンタルランド、東京ディズニーランドと2ホテルを15日に再開

  • 2011年4月13日
 オリエンタルランドは3月12日から休園している東京ディズニーランドについて、4月15日から運営を再開することを正式に発表した。節電に取り組むため、運営時間は午前8時から午後6時までに短縮。パーク内の照明使用を利用者の安全確保を前提に抑制するほか、エスカレーターや噴水の抑制、空調の温度調整、ハンドドライヤーなどの使用停止も実施する。料金は通常料金だが、5月14日まで、入場者1人につき300円を義援金として日本赤十字社に寄付することも決定した。

 東京ディズニーランドの再開にあわせ、ディズニーアンバサダーホテルと東京ディズニーランドホテルも営業を再開。5月14日まで1室1泊につき1000円を義援金として日本赤十字社に寄付する。一方、東京ディズニーシーは再開できる体制は整っているが休園を継続し、東京ディズニーシー・ホテルミラコスタも運営再開日まで営業を見合わせることとなっている。このほか、シルク・ドゥ・ソレイユ・シアター東京は4月23日から公演を再開する予定。イクスピアリは3月28日から、時間短縮しながら営業を再開し、ディズニーリゾートラインも4月2日から間引き運行で営業を再開している。

 なお、オリエンタルランドでは4月15日から、東京ディズニーリゾートの従業員が「WE ARE ONE 心はひとつ」という被災地への応援メッセージを記したリストバンドを着用。ゲストへも販売する。販売期間は4月22日からで、売上の一部を義援金として日本赤十字社に寄付するという。