スカイマーク、4大学からパイロット訓練生を推薦採用へ−路線拡大に対応
スカイマーク(BC)はこのほど、国内の大学4校とパイロット訓練生を推薦採用することで合意した。大学は、パイロット養成課程を持つ東海大学、法政大学、崇城大学、桜美林大学。2012年4月入社を第1期生とし、2011年12月頃に第1回の採用試験を実施する。BC代表取締役社長の西久保愼一氏によると、これまでは、BCが希望する人数が十分に集まらなかったり、バラつきが出たりするなど、計画を策定することが困難であったといい、推薦採用により毎年2名から3名を確保し、事業の拡大に対応するねらい。
各大学から推薦された学生については、筆記試験や実技試験をおこなうものの、通常採用とは異なり、基本的には採用を前提とした試験とする。実技については、試験の時点で十分な技量が認められない場合でも、一定期間をおいて再試験を実施。入社後も訓練があるが、万が一ここでBCが要求する基準に達さない場合でも、部署を変えて社員としての雇用は維持する。
西久保氏は「(対象者は)若いわけで半年もあれば十分成長していく。リトライも含めて入りやすくしようと思う」とし、「従来は、パイロットになろうとする際、なかなかどのように進めばそこに辿りつけるのか分かりにくかった。BCがこういった形を提示することで、今から大学に入ろうという高校生に対してもアピールしていきたい」と語った。
なお、BCでは、現在18機のボーイングB737-800型機を保有しているが、同型機9機を発注しているほか、エアバスA380型機をオプション契約2機を含めて6機発注しており、今後路線の拡大を予定している。
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西久保氏は「(対象者は)若いわけで半年もあれば十分成長していく。リトライも含めて入りやすくしようと思う」とし、「従来は、パイロットになろうとする際、なかなかどのように進めばそこに辿りつけるのか分かりにくかった。BCがこういった形を提示することで、今から大学に入ろうという高校生に対してもアピールしていきたい」と語った。
なお、BCでは、現在18機のボーイングB737-800型機を保有しているが、同型機9機を発注しているほか、エアバスA380型機をオプション契約2機を含めて6機発注しており、今後路線の拡大を予定している。
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