「白兎」やジオにスポット 6月まで鳥取・因幡の国キャンペーン

 鳥取・因幡観光ネットワーク協議会と鳥取県、JR西日本は4−6月の3カ月間、「来なんせ鳥取・因幡の国キャンペーン」を開いている。神話「因幡の白兎」や山陰海岸ジオパークを中心に、春から初夏の地域の魅力を全面にアピールする。

 今回は地域にテーマに特別企画が充実している。山陰海岸ジオパークでは、鳥取砂丘や山陰海岸をガイドの案内で楽しむトレッキングや、鳥取市・賀露港から遊覧船で鳥取砂丘を海から眺める「パノラマ遊覧」を設定。「因幡の白兎」がテーマの企画は、神話ゆかりの地をめぐる「うさぎが導く、縁結びツアー」を目玉に、八頭町・青龍寺の持国天・多聞天立像の特別公開などをラインナップしている。

 鳥取市の国重文「仁風閣」はライトアップされ、明治期の白亜の洋館を幻想的に演出。若桜町の若桜鉄道・若桜駅では戦前に運行されたSLの走行を公開する。

 さらにキャンペーン全体としては、スタンプラリーを開催。鳥取市観光案内所や岩美町観光協会などエリア内各市町に設けられた5カ所のスタンプを集めて応募すると地域の特産品が当たるほか、もれなく記念品ももらえる。特別駅弁も登場するなど貴重で楽しい企画が満載で、この機会を逃す手はない。

 そのほか、鳥取市の「とうふちくわづくり」や智頭町の智頭杉の家具の「お誂え」といった多彩な通年企画もあわせて楽しみたい。


情報提供:トラベルニュース社