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JATA、もう一泊もう一度キャンペーン実施−“日本を元気に”アピール

  • 2011年4月1日
 日本旅行業協会(JATA)は2011年度も「もう一泊、もう一度(ひとたび)」プレゼントキャペーンを展開する。これは、JATAが2008年から進めてきた国内旅行宿泊拡大推進実行計画に基づき2009年から実施しているもので、今年度が最終年度。実施2年目の昨年は応募総数がほぼ10倍となる8万8441件となり大幅に増加。国内・訪日旅行業務部国内旅行・地域観光振興グループ担当副部長の御代直也氏は、「飛躍的に拡大しており、消費者、会員各社ともに認知されてきた」と評価する。2011年度は10万件の応募をめざしたいという。

 キャンペーンは昨年度と同様の内容で、宿泊期間は4月1日から2012年2月29日で、応募期間は4月1日から2012年3月16日到着分まで。もう一泊、もう一度コース、春夏秋冬コース、家族旅行特別コースをそろえた。もう一泊、もう一度コースでは、賞品の旅行券を昨年度の2倍にあたる100人分用意したほか、日本各地の名産品が四半期ごとに抽選であたる春夏秋冬コースでは賞品を3、4種類の中から選べるようにした。このほか、若い女性を対象に国内旅行の魅力や連泊の楽しみ方を紹介した小冊子を作成。ブローシャとともに店頭で活用してもらうねらい。今年からブローシャに店舗のスタンプを押印できるようにするなど工夫した。昨年は90%以上がブローシャにつけた応募用紙を利用しての応募だったという。

 また、今回のキャンペーン実施について、「同キャンペーンは日本を元気に、旅で笑顔に、というキャッチコピーがついている。旅行に出て元気をだしてということ」と意義を話す。「キャンペーンを楽しみにしている人もいるので、過美にならない範囲でやっていいく」考えだ。なお、同キャンペーンは今年で最終年度を迎えるが、来年度以降も国内旅行拡大に向けた取り組みやキャンペーンなどを継続していきたいという。