外国人客の受け入れ支援についてコンサルティングサービスを提供するアシーマは3月14日、東北地方太平洋沖地震の外国人被災者向けに、SkypeとMSNメッセンジャーの音声通話とチャット機能を利用した、24時間ホットラインと通訳サービスの無償提供を開始した。被災地を訪れている外国人旅行者や外国人居住者に対して、日本語以外で最新情報を提供する体制が不足しているほか、携帯電話が通じにくい状況の中で、インターネット経由での情報伝達と交信が重要と判断し、サービス提供を決めたという。

　サービスでは、外国人被災者が必要とする避難場所や食糧配給場所、医療現場、安否情報などの最新情報を英語で提供するほか、外国人が役所や避難先の職員などとコミュニケーションする際の通訳もおこなう。無償提供期間は定めず、必要がなくなるまで続けるという。

　利用するには、SkypeかMSNメッセンジャーにログインし、Skypeは「acimacorporation」にコンタクト追加リクエストを送信。また、MSNメッセンジャーは「acima＠hotmail.co.jp」を追加する。アシーマでは、アカウントを保持していない被災者のためのアカウントも作成。Skypeは「ID：acima_guest　パスワード：acima123」MSNメッセンジャーは「acima_guest＠hotmail.co.jp　パスワード：acima123」だ。

　なお、対象言語は英語のみだが、サービスの多言語対応に協力する他の言語の通訳ボランティアを募集している。

▽アシーマ、ホットライン通訳サービス
http://acimacorporation.com/hotline.html

※ボランティアが集まり、対応言語が増加。詳細は関連記事参照（2011年3月18日18時20分追記）



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