HIS、第1四半期の営業利益は18.6%増−旅行事業も増収増益
エイチ・アイ・エス(HIS)の2011年10月期第1四半期累計期間(2010年11月1日〜2011年1月31日)の連結業績は、売上高が前年比18.6%増の849億8000万円、営業収益は239.4%増の18億8400万円の黒字となった。経常収益は24億7500万円の黒字(前年:2億4300万円の赤字)、当期純収益は33億5600万円の黒字(同:600万円の赤字)であった。
旅行事業では、2010年12月に同社ウェブサイトを刷新するなどインターネットを利用した旅行販売を促進。また、商品機能別の流通体制の見直しを進め、店舗の統合、新設など店舗網を再構築し、販売強化と営業の効率化をはかった。商品展開では羽田発着商品やローコストキャリア(LCC)を利用した海外旅行商品の造成と販売に注力するなど新規需要の創出に努めたほか、国際航空券の取消・変更手数料の改定などを実施し、顧客が商品を申し込みしやすい環境作りを行なった。海外での事業展開でも、中国語繁体字サイトの開設や海外拠点からのインターネットを通じたオプショナルツアーの直販強化などを実施した。
こうした各種施策の展開により、海外への送客数は前年を上回る結果となった。また、燃油サーチャージの増額や、高額商品の需要が高まった結果、売上高は14.2%増の811億5500万円とプラス成長。営業利益は、米ドルで実施していた長期為替予約が前期までで終了したことで、円高による為替差損が減少し原価率が改善したことや、効率重視の営業展開が寄与し、30.6%増の18億7000万円と大幅に増加となった。
旅行事業以外では、ホテル事業で売上高が0.3%増の5億7300万円、営業利益は33.9%増の2600万円となったほか、ハウステンボスのテーマパーク事業では季節に応じたエンターテイメントやイベントに加え、きめ細かな営業施策が奏功し、入場者数が大幅に増加。売上高33億700万円、営業利益3億5300万円となった。
なお、通期予想は売上高が17.5%増の4090億円、営業利益が17.9%増の74億円。経常利益は79.3%増の90億円、純利益は106.8%増の70億円を見込む。
旅行事業では、2010年12月に同社ウェブサイトを刷新するなどインターネットを利用した旅行販売を促進。また、商品機能別の流通体制の見直しを進め、店舗の統合、新設など店舗網を再構築し、販売強化と営業の効率化をはかった。商品展開では羽田発着商品やローコストキャリア(LCC)を利用した海外旅行商品の造成と販売に注力するなど新規需要の創出に努めたほか、国際航空券の取消・変更手数料の改定などを実施し、顧客が商品を申し込みしやすい環境作りを行なった。海外での事業展開でも、中国語繁体字サイトの開設や海外拠点からのインターネットを通じたオプショナルツアーの直販強化などを実施した。
こうした各種施策の展開により、海外への送客数は前年を上回る結果となった。また、燃油サーチャージの増額や、高額商品の需要が高まった結果、売上高は14.2%増の811億5500万円とプラス成長。営業利益は、米ドルで実施していた長期為替予約が前期までで終了したことで、円高による為替差損が減少し原価率が改善したことや、効率重視の営業展開が寄与し、30.6%増の18億7000万円と大幅に増加となった。
旅行事業以外では、ホテル事業で売上高が0.3%増の5億7300万円、営業利益は33.9%増の2600万円となったほか、ハウステンボスのテーマパーク事業では季節に応じたエンターテイメントやイベントに加え、きめ細かな営業施策が奏功し、入場者数が大幅に増加。売上高33億700万円、営業利益3億5300万円となった。
なお、通期予想は売上高が17.5%増の4090億円、営業利益が17.9%増の74億円。経常利益は79.3%増の90億円、純利益は106.8%増の70億円を見込む。