キャセイパシフィック航空、2010年度の純利益は過去最高、旅客売上29.3%増
キャセイパシフィック航空(CX)グループの2010年度(2010年1月〜12月)通期決算で、純利益が前年比199.2%増の140億4800万香港ドルとなり、過去最高を記録した。総売り上げは33.7%増の895億2400万香港ドル。世界不況の影響は2009年後半から回復し、好転後は2010年通年で好調を維持。旅客・貨物部門の双方で、高い占有率と売上高を維持した。また、中国国際航空(CI)の好決算など、関連会社の収益も業績を押し上げた。
CXおよび香港ドラゴン航空(KA)をあわせた年間総輸送旅客数は9.1%増の2680万人。旅客部門の売上高は29.3%増の593億5400万香港ドルとなり、平均旅客単価も19.8%増の61.2香港セントとなった。また、旅客輸送能力は、世界不況の影響で減少したフライトの再開や、ミラノとモスクワ、羽田といった新規路線開設により、4.1%増。2011年には6月にアブダビ線、9月にはシカゴ線の開設も予定している。
なお、燃料コストは燃料価格の高騰と運航ネットワークの増強を反映し、40.4%増となった。全体の運航コストの35.6%を絞める最大のコスト項目であり、燃料価格は2009年と比べ28.0%増となったという。
CXおよび香港ドラゴン航空(KA)をあわせた年間総輸送旅客数は9.1%増の2680万人。旅客部門の売上高は29.3%増の593億5400万香港ドルとなり、平均旅客単価も19.8%増の61.2香港セントとなった。また、旅客輸送能力は、世界不況の影響で減少したフライトの再開や、ミラノとモスクワ、羽田といった新規路線開設により、4.1%増。2011年には6月にアブダビ線、9月にはシカゴ線の開設も予定している。
なお、燃料コストは燃料価格の高騰と運航ネットワークの増強を反映し、40.4%増となった。全体の運航コストの35.6%を絞める最大のコスト項目であり、燃料価格は2009年と比べ28.0%増となったという。