エア・カレドニア・インターナショナル航空（SB）は、3月3日から31日までの期間限定で、東京の代官山にニューカレドニアをイメージしたカフェをオープンする。この店舗は通常フィンランド・カフェとして営業しているが、期間中はニューカレドニア風に装飾。店内では、現地の最新ビジュアルを展示し、特産の「天使のえび」を使ったメニューを提供する。また、現地で買い付けた物品を低価格で販売し、来店者が店内でニューカレドニアの魅力を体感できる工夫を凝らしている。

　同社は、カフェのオープンにあわせてレセプションを開催。SB日本支社長の足立峯之氏は、「こうした活動を通してニューカレドニアの魅力を感じてもらい、渡航者を増やしていきたい」と語り、今後も新しいアイディア出していく方針を強調。さらに、「ニューカレドニア商品を販売する旅行会社の人に利用してもらい、業界内での気持ちの一体感を高めたい」として、カフェを旅行会社の消費者に対する商品説明会などに有効活用していく考えだ。同時に代官山周辺の一般女性客への認知拡大もめざす考えで、抽選によるニューカレドニア旅行のプレゼントも用意しているという。

　同氏によると、SBの日本路線は2010年8月以降好調に推移しており、2011年の旅客数は2万1000名を予測。目標としては2万5000名としている。近年、同社は渡航者数の減少に伴い、日本路線の減便をしてきたが、昨年来の好調な状況から、こうした活動を通して将来的に復便を果たしたい考えだ。


▽ニューカレドニア・カフェ
期間：2011年3月31日まで
場所：渋谷区猿楽町24−7　代官山プラザB1　
TEL：03−5456−0015
URL：http://united-destinations.com/index.php
営業時間：12時00分〜23時00分
定休日：水曜日