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全日空、1月の国際線旅客数は21.6%増−羽田線が奏功、利用率は低下

  • 2011年3月9日
 全日空(NH)の2011年1月の国際線旅客数は、前年比21.6%増の43万4346人となった。前年よりも2ケタ増と大きく数を伸ばしたが、これは羽田再国際化による、新規就航路線5路線と定期チャーターから定期便となった4路線の実績が含まれているため。前年実績に、昨年の定期チャーター便4路線を加えた旅客数の前年比は4.4%増となる。また、有効座席キロ(ASK)は31.5%増で、有償旅客キロ(RPK)は15.8%増。利用率は69.4%減となり、2010年11月以降は減少している。

 方面別ではアジア・オセアニア方面が24.9%増の30万9510人、北米方面が21.9%増の8万8394人と前年を上回ったが、ヨーロッパ方面が1.6%減の3万6442人と減少した。