ソーシャルメディアを旅行業に活用−日本システム開発、セミナー開催
日本システム開発はこのほど、東京都内で旅行会社の経営者、管理職を対象に「ソーシャルメディアのビジネス活用最前線」と題したセミナーを開催した。講師として登壇した、ソーシャルメディアのコンサルティングを手がけるループス・コミュニケーションズ代表取締役社長の斉藤徹氏は、ツイッターやフェイスブックといったソーシャルメディアを活用した国内外の企業の成功例を紹介しながら「旅行会社に応用できるものもある」と活用法を提案した。
同氏によると、日本国内のインターネット利用者のうち81%が日常的にソーシャルメディアを利用。フェイスブックの場合を見ても、月1回以上訪問するアクティブ会員数が映画「ソーシャル・ネットワーク」の効果もあり毎月50万人ベースで増加。この調子が続けば、2011年末にはアクティブ会員が約750万人、月次訪問者数で約1500万人になる見通しだ。また、ツイッターも推定で1800万人が利用しており、利用者も年々増加しているという。
斉藤氏は、「ソーシャルメディアは万能ではないし、必ずしも売り上げに結びつかない」としながらも「長期的に顧客との関係性を構築していくのは、全ての生産活動においてクオリティの向上につながる」と述べ、長期的な視点で活用することの重要性を訴えた。ソーシャルメディアの使い方として、商品開発、販売、購入後の顧客サポートといった企業の生産活動全般で「顧客と対話、交流しながら進めていく」ことを提案。顧客の意見を取り入れた商品開発で成功した事例や、フェイスブックを活用し、友人のクチコミを販売促進に結びつけた事例を紹介し、旅行商品の開発や販売への応用の可能性を示唆した。
同氏によると、日本国内のインターネット利用者のうち81%が日常的にソーシャルメディアを利用。フェイスブックの場合を見ても、月1回以上訪問するアクティブ会員数が映画「ソーシャル・ネットワーク」の効果もあり毎月50万人ベースで増加。この調子が続けば、2011年末にはアクティブ会員が約750万人、月次訪問者数で約1500万人になる見通しだ。また、ツイッターも推定で1800万人が利用しており、利用者も年々増加しているという。
斉藤氏は、「ソーシャルメディアは万能ではないし、必ずしも売り上げに結びつかない」としながらも「長期的に顧客との関係性を構築していくのは、全ての生産活動においてクオリティの向上につながる」と述べ、長期的な視点で活用することの重要性を訴えた。ソーシャルメディアの使い方として、商品開発、販売、購入後の顧客サポートといった企業の生産活動全般で「顧客と対話、交流しながら進めていく」ことを提案。顧客の意見を取り入れた商品開発で成功した事例や、フェイスブックを活用し、友人のクチコミを販売促進に結びつけた事例を紹介し、旅行商品の開発や販売への応用の可能性を示唆した。