成田、LCCの受け入れ態勢「早急に検討」−韓国LCCの就航を歓迎
成田国際空港(NAA)専務執行役員の平山由次郎氏は、このほど開かれた定例会見で、2010年の日韓オープンスカイ拡大の合意に基づく韓国LCC2社の成田就航に対し「オープンスカイの流れから、こうした話が集まってくるのは歓迎する」姿勢を示した。「国土交通省から正式な話はまだ来ていない」としながらも、受け入れ態勢について、LCC専用施設の有無も含め「具体的な設備について早急に検討していく」考えだ。
NAAはLCCの成田への乗り入れ要望やニーズの把握をはかるため、1月26日から28日にシンガポールで開催された世界LCC会議に参加。同会議でアジア太平洋地域のLCC8社と会談したところ、いずれの会社も日本の成田のネットワークを評価しており、就航に対し前向きな感触だったことから、潜在的な需要を見込めるとの考えだ。
また、NAAではオープンスカイの拡大により国際空港間の競争が激化するという見通しにより、新規就航の航空会社に対するインセンティブを検討。さらに、日系航空会社が使用していない発着枠を外国航空会社に割り当てるなどの誘致策も展開していくという。
NAAはLCCの成田への乗り入れ要望やニーズの把握をはかるため、1月26日から28日にシンガポールで開催された世界LCC会議に参加。同会議でアジア太平洋地域のLCC8社と会談したところ、いずれの会社も日本の成田のネットワークを評価しており、就航に対し前向きな感触だったことから、潜在的な需要を見込めるとの考えだ。
また、NAAではオープンスカイの拡大により国際空港間の競争が激化するという見通しにより、新規就航の航空会社に対するインセンティブを検討。さらに、日系航空会社が使用していない発着枠を外国航空会社に割り当てるなどの誘致策も展開していくという。