成田、1月の国際線方面別旅客数は軒並み前年割れ−アフリカは好調

  • 2011年3月1日
 成田国際空港(NAA)によると、1月の国際線方面別旅客数はアフリカを除く全方面で軒並み前年割れとなった。尖閣問題や北朝鮮による砲撃事件の影響、日本航空(JL)の減便、続く円高基調、羽田空港の再国際化が要因として挙げられるという。もっとも減少幅が大きかったのは台湾の32%減で、ついで香港が31%減、韓国が16%減となった。増加したのはアフリカで、2010年9月からエジプト航空(MS)が成田/カイロ線を週6便に増便したことにより59%増となった。


▽国際線方面別旅客数1月(方面/前年比/人数)
太平洋線/9%減/32万3700人
アジア/4%減/22万9200人
中国/2%減/12万3900人
欧州/3%減/14万2600人
韓国/16%減/10万1600人
台湾/32%減/6万4600人
香港/31%減/6万3100人
オセアニア/1%減/5万5900人
グアム/10%減/5万9900人
アフリカ/59%増/4600人