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鹿児島は安全です 地域の魅力ぎっしり「魅旅」でめぐる

 鹿児島県旅行業協同組合の東充さんと折小野志保さん、九州観光旅館連絡会大阪事務所の中野克海さんが2月17日、トラベルニュース社大阪本社を訪れ、霧島山・新燃岳の噴火の影響を受けた霧島地域の「安全」を訴えた。

 新燃岳が噴火した1月26日以降、霧島温泉の旅館ホテルはキャンセルが相次ぐ状況。しかし温泉街への降灰はほとんどなく、市民生活も旅館ホテルの営業も通常通りだという。

 東さんは「『霧島』という名が繰り返し報道されるので悪影響が出てしまいます。ミヤマキリシマなどは期待できませんがその他はいつも通りの観光が楽しんでいただけます。霧島は元気です」と力強くアピールした。

 また、東さんと折小野さんは同組合が結成した「TEAM魅旅(みたび)」のメンバー。「魅旅」はこのほど同組合が着地型旅行の普及促進のため作成した旅行プランで、ホテルやIT関連、客室乗務員など旅行業以外の視点を持つメンバーが集い、1年がかりで商品化に取り組んだ。

 商品は、薩摩の剣術「薬丸自顕流」体験やさつま揚げ体験・昼食プラン、インストラクターとジョギングで西郷隆盛ゆかりの地をめぐるツアーなど、地元ならではの個性的な商品をそろえた。

 商品を集めたパンフレットも1万部作成し、西日本を中心に各地の旅行会社へ配布。着地型普及へのモデルケースとなりそうな取り組みに注目が集まり、各地との連携も進んでいるそうだ。

 東さんと折小野さんは「『魅旅』にしかないコースがそろっています。着地型普及が一番の思いであり願いです。どんどんPRしていきます」。


情報提供:トラベルニュース社