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シンガポール、2010年の日本人訪問者数は6.8%増、羽田効果も後押し

  • 2011年2月25日
 シンガポール政府観光局(STB)によると、2010年の日本人訪問者数は前年比6.8%増の52万8817人となった。日本人訪問者数がプラス推移に転じたのは、2年ぶりのこと。特に5月が23.5%増、6月が29.9%増、11月が32.3%増、12月は20.9%増と大きく増加。STBでは、落ち込んだ前年の反動に加え、特に11月以降は羽田空港の再国際化による効果とみている。

 シンガポール全体では20.2%増の1163万人となり、過去最高を記録。多い順にインドネシアの230万人、中国の117万人、マレーシアの103万人と続き、日本は7番目。訪問客数トップ15の国・地域のうち、英国以外は前年より増加している。また、観光収入も前年より62億シンガポールドル増加の188億シンガポールドルとなることが見込まれており、当初予測していた175億シンガポールドルから185億シンガポールドルを上回るとしている。