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ケベック州、露出拡大をめざしイベント開催−カルガリー直行便活用に期待も

  • 2011年2月22日
 ケベック州政府観光局とエア・カナダ(AC)はこのほど「ケベック・メディア・クラブレセプション」を開催し、各メディアに対し露出の増加を求めアピールを実施した。

 カナダ観光局(CTC)によると、2010年のカナダ全体への日本人旅行者は前年比23%増の24万人と増加傾向にあり、2011年は30万人を目標に設定している。ケベック州政府観光局局長の岩渕誠一氏によると、同州への旅行者数はカナダ全体のうち約5%。人数にすると1万人超程度の数値であるものの、着実な増加がみられるという。ケベック州の観光に関するメディアからの問い合わせや露出内容は、日本人になじみの深い秋の紅葉だけでなく、四季を通じた文化やグルメ、街道をテーマにした内容が増えており、同局はこうしたテーマの広がりから、2011年も2010年と同程度の増加をめざしたい考えだ。

 また、AC日本地区旅客営業マーケティング本部長のワイス貴代氏は、同州へのアクセスとして、今夏スケジュールから週3便から週5便に増便された成田/カルガリー直行便の活用をアピール。カルガリー線はケベック州のゲートウェイとなるモントリオールへの乗り継ぎもよく、同路線を活用することでロッキーなどカナダ西部と東部の観光が組合せやすくなることから、旅行商品の幅の広がりが期待できるという。