クロアチア、今年は「ハートフル」テーマ、消費者向けの活動強化

  • 2011年2月4日
 クロアチア政府観光局は2011年度、「ハートフル・ワンダフル・クロアチア」をテーマにプロモーションを展開する。日本事務所の開設3周年を迎え、年間の日本人訪問者数が2007年の8万6000人から2009年は16万3400人とほぼ倍増し、2010年も約15万人となる見込みであることから、新テーマを設定して消費者向けのプロモーションを強化。ドミノピザやラジオ局とのタイアップ企画を展開する。

 「ハートフル・ワンダフル・クロアチア」は日本市場向けに設定したテーマで、国民の温かみやホスピタリティ、そしてハート型の島があることをアピールし、旅行先としてのクロアチアをアピールするもの。ドミノピザとは、バレンタインに向けハート型のピザを販売するのに合わせ、クロアチア旅行やハートの首飾りなどのグッズをプレゼントするキャンペーンを実施する。

 なお、2月2日には旅行業界向けのレセプションを開催。挨拶に立ったJATA副会長でジェイティービー(JTB)会長の佐々木隆氏は、「クロアチアは欧州の新しい魅力となった」と謝意を示すとともに、今後も東欧諸国など新デスティネーションの開発に意欲を示した。