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PATA・ASTA、インバウンドは「チームジャパン」で取り組みを−新春講演会

  • 2011年2月4日
 太平洋アジア観光協会(PATA)とアメリカ旅行業協会(ASTA)の2団体の日本支部はこのほど、新春講演会を開催した。観光庁から現在の訪日旅行促進の観光政策について説明があったほか、ビザ・ワールドワイド・ジャパン(VISA)からPATAと共同で実施した旅行関連の調査の結果報告とインバウンド関連の取り組みを説明。講師として登壇した、VISAディレクター・クロスボーダー・マネージメント・マーチャント・デベロップメント&アクセプタンスの杉江知彦氏は、「インバウンドは黎明期」とし、旅行業界内外の関係者が協力し「チームジャパン」として一体的に活動する重要性を訴えた。

 また、PATA日本支部会長でトップツアー・インバウンド事業推進部長の足立成雄氏は、PATAが今年設立60周年で、日本支部も50周年であることに触れつつ、旅行業界の経営環境が大きく変化する中で「ASTAを含めて、会員であることのメリットを問われている」と言及。また、ASTA日本支部長で日本旅行執行役員の内田誠人氏も、同様の危機感を示しつつ、VISA杉江氏の発表内容を踏まえ、PATAやASTAとして「オールジャパン、チームジャパンとして活動できれば」と意気込みを示した。