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星野リゾート、北京に“スノボパーク”開設

 星野リゾート(本社:長野県軽井沢町)が中国・北京市にスノーボーダー専用ゲレンデを開設した。北京で初めてとなるスノーボード専用ゲレンデで、中国からスキー目的のインバウンド需要の活性化につなげる。

 中国スキー協会(CSA)と中国大手ユーヤングループが運営している北京ユーヤン国際スキー場と提携し「星野スノーパーク(中国名:漁陽星野公園)」と名づけ昨年12月25日オープン。北京市内から1時間、北京空港から30分の場所に立地し、近年増加率が目覚しい中国スキーヤーを誘致する。初心者も楽しく滑られるようサポート体制も整えている。

 また、中国人にウィンタースポーツの魅力を周知し、良質で豊富な雪がある日本へのスキー旅行を促す。星野リゾートが運営する北海道のアルファリゾート・トマム、福島県のアルツ磐梯の両スキー場の看板設定やツアー商品の販売など、訪日プロモーションも行う。

 星野リゾートでは昨年7月に北京事務所を開設。フランスのシャモニーやアメリカのヴェイルなど、欧米で定着しているウインターリゾートをアジア圏で確立することを目指している。


情報提供:トラベルニュース社