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メキシコ・サカテカス州、日本市場からの誘客に着手、まずはFAMツアー

  • 2011年2月2日
 メキシコのサカテカス州知事のミゲル・アロンソ・レジェス氏がこのほど来日し、1月31日に観光セミナーを開催した。レジェス氏は就任4ヶ月で、初めての海外出張に日本を選んだといい、「日本市場は観光面でもポテンシャルは大きい」と言及。世界遺産や歴史文化、フェスティバルなどの魅力を紹介し、「メキシコ観光局と協力しつつ、まずはFAMツアーを実施し、旅行会社の方々にサカテカス州を知っていただきたい」と意欲を示した。

 レジェス氏とメキシコ観光局駐日代表のパトリシア・ナハル氏によると、サカテカス州は歴史的に豊富な鉱山資源によって繁栄。スペイン統治下のコロニアル時代だけでなく、それ以前の魅力も合わせ持ち、州内には世界遺産の「サカテカス歴史地区」がある。また、2010年に世界遺産に登録された「内陸部の旧王道(El Camino Real de Tierra Adentro、通称『銀の道』)」の一部でもある。

 メキシコ観光局は現在「銀の道」のプロモーションを展開しており、ナハル氏はメキシコシティを基点にサカテカスを含めて様々な都市を周遊できると説明。ビーチを組み合わせることも可能で、街歩きや銀細工などの工芸品の魅力もあり、文化好きのシニア層だけでなく、若い女性層やハネムーナーにも適しているとの考えを示した。


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