ニューヨーク市観光局、新プロモーションを展開−閑散期の需要喚起ねらい

  • 2011年1月19日
 ニューヨーク市観光局は、旅行需要の閑散期にあたる1月から2月にかけて、需要促進に向けた新プロモーションを展開する。これは、ニューヨーク市の企業パートナーの協力で実現するもの。同局ではこれにより、居住者と観光客双方の観光需要を喚起するとともに、2012年までに5000万人という観光客誘致目標達成にむけての基礎づくりにつなげるねらいだ。

 まず、1月2日から2月28日にかけて、ゲット・モア・NYCキャンペーンを実施。市内の約100軒のホテルで最大25%値下げする割引料金や、宿泊特典を提供する特別宿泊プロモーション、ブロードウェイの特別チケット販売などを展開する。1月24日から2月10日にかけては、同局が初めて実施するブロードウェイ・プロモーション・プログラムで、シカゴやマンマ・ミーア!など、18のショーを対象に、1名分の料金で2枚のチケットが含まれるトゥー・フォー・ワン・チケットを期間限定で販売。このほか、1月2日から3月7日までの期間中、市内20軒の高級ホテルコレクション「シグネチャー・コレクション」の中から16軒のホテルを対象に、2泊以上すると3泊目が無料となる施策も用意した。