求人情報

成田、年末年始の出入国者数は12.9%減−尖閣問題や円高による訪日客減響く

  • 2011年1月12日
 成田国際空港(NAA)によると、年末年始期間(2010年12月17日〜2011年1月4日)までの旅客実績(速報値)は出入国合計で前年比12.9%減の118万5300人となり、予想を下回る結果となった。尖閣諸島問題や韓国の延坪島砲撃事件の影響や、円高による訪日旅客の減少、羽田の国際化の影響により前年を下回ったが、グアム・ハワイなどのリゾート地や欧州は比較的堅調だったとの分析だ。出国者数は12.7%減の59万6100人、入国者数は13%減の58万9200人となった。

 なお、出国のピーク日は12月29日で3万7400人、入国のピーク日は1月3日の4万1700人とほぼ予想通りの結果だった。


▽関連記事
日系航空2社、年末年始の国際旅客数は21%減−JLは利用率8割、NHは人数増加(2011/01/07)
成田、年末年始の出入国者数は5%減の129.3万人予想(2010/12/10)