日本一の早咲き「熱海梅園 梅まつり」 1月8日から

 第67回「熱海梅園梅まつり」が1月8日から始まる。敷地1万4千坪に60種457本の梅があり、このうち半数以上が早咲き種。熱海の梅は日本一早咲きといわれ、現在は紅梅、白梅の早咲きが二分咲き程度だという。これから先、中咲き、遅咲きと、3月6日までの期間中、約3カ月梅見が楽しめる。

 熱海梅園は、1886年に開園した。温泉療養には入浴だけでなく適度な運動も必要との考えから造園されたもので、花の名所として老舗であるばかりでなく、日本の温泉文化とも深く関わりを持つ梅園でもある。

 まつりの期間中は園内に売店が設けられるほか、週末や祝日には熱海芸妓連の演芸や琴演奏会、ミス熱海撮影会や甘酒無料サービスなど様々なイベントが行われる。

 まつり初日の8日は11時45分に熱海囃子笛伶会の演奏で開幕。伊豆大島のミス椿と、ミス熱海梅の女王・ミス熱海梅娘が、梅と椿の交換セレモニーを行い、まつりの開演を華やかに盛り上げる。大島のあんこさん達による手踊りや熱海芸妓連による舞踊もある。

 開園は8時30分-16時。入園料は一般300円で、中学生以下は無料。熱海市民と熱海市内の宿泊者は100円。期間中、混雑期には臨時駐車場からのバス輸送が行われるほか、周辺道路で一方通行などの交通規制が行われる。

詳細はHPで。


情報提供:トラベルニュース社